今回はフェス限のサリア・リューネ・シルヴィの3体がついに究極進化したので、それについての考察、感想などをまとめていきたいと思います。
このモンスターたち、特にサリアは他のフェス限などが数多く究極進化する中でいったいいつ究極進化するのか、とネットでも非常に待ち望まれており、今回やっと究極進化したことで多くのユーザーが安堵したところです。
公式ツイッターによれば、イラストを描かれているコザキさんが非常に忙しかったため、新しくコザキさんに代わって茶壱さんが描かれたということです。
このようなことがあって究極進化が遅くなってしまったという背景がありました。
究極進化に必要な素材はこのようになっています。
それでは早速性能を見ていきましょう。
究極サリア
まずはサリアです。
今回の3体はどれも2体に究極分岐し、元々の副属性を持つもの、副属性がなくなってステータスが大幅上昇しているものの2つに分けられます。
最近のフェス限の究極進化はほとんどこのパターンですね。
まずは副属性ありバージョンの究極サリアを見ていきましょう。
想起の橙龍契士・サリア
リーダースキルやスキルは特に変化がなく、ステータス面で、HPが700アップされました。
そして覚醒スキルにチーム内回復力強化、そして今流行りの7コンボ強化、貴重な覚醒である追い打ちが追加されました。
このモンスターはリーダータイプではなくどちらかといえばサブ寄りの究極進化となっています。
ステータスアップはもちろんですが、やはり一番注目すべきは7コンボ強化と追い打ちの覚醒スキルがついたことでしょう。
これまで光の追い打ちというのはこの画像の通り、モミジ・シェアト・パイモンの3体しかおらず、非常に数が少ないといった状況でした。
今回この想起の橙龍契士・サリアが加わったことで合計4体となります。
ステータス面で言えばパイモンには大きくを後れを取ってしまいますが、やはり7コンボ強化の恩恵は大きく、多くのコンボパにとってはこのサリアが最も使いやすいモンスターではないかと考えます。
シェアトも確かに4個消しをすれば破格の攻撃力を得られますが、やはり時代はコンボ強化で、4個消しをわざわざするメリットが大分消えつつあり、やはりコンボ強化を1つだけでも持っているということは非常に強力であるということができるでしょう。
その他の覚醒も、スキルブースト、操作時間延長となかなかいい覚醒を持っています。
唯一、封印耐性がないのが欠点ですね。
光の追い打ち持ちで封印耐性があるのは現状パイモンだけなので、封印耐性が欲しい場合はパイモンを使ったほうがより安定的でありましょう。
とはいえこの4体は、モミジは操作時間延長で初心者に優しくしかも排出率が高く、シェアトは2体攻撃の一点突破でなおかつヨグソトースに適した安定的なスキルを持ち、パイモンはステータスの暴力や使いやすいスキルに光ドロップ強化4つで安定的にパーティーの火力を底上げ、そして今回出た究極サリアはコンボ強化によってコンボパーティーに最も適応しやすいなどと、非常にパワーバランスのとれた、互換性のある良いモンスターたちであると感じました。
特にどれが弱い、どれが強いといったことは一概に言うことができません。
その点からも、この想起の橙龍契士・サリアは中々良いポジションを手に入れたのではないかなと個人的には考えています。
次に副属性がないサリアを見ていきましょう。
業裁の兎龍契士・サリア
こちらは覚醒に封印耐性が追加され、パーティー全体の安定感を増すことができます。
ステータス面は、HPが少し下がりましたが攻撃力が800近く大幅に上昇しています。
副属性なしパターンなのでその上昇値はかなりのものです。
スキルは変わらず。
タイプが、体力タイプから攻撃タイプに変化しています。
そして最も特筆すべきがそのリーダースキルです。
「光属性の攻撃力と回復力が2.5倍。光を6個以上つなげるとダメージを軽減、攻撃力が3倍。」というリーダースキルになっています。
光属性のモンスターで光を6個以上つなげると攻撃力が7.5倍になり、かつ回復力2.5倍に加えてダメージ軽減までついているという、なかなかインフレを感じさせるようなリーダースキルになっています。
つい最近まで、こんな強力なリーダースキルがよく出てくるフェス限星5モンスターにつくなんてことは全く考えられなかったです。
個人的にもかなりインフレが進んできたと感じる次第でございます。
このリーダースキルは攻略用でももちろん強力ですが、やはり周回の時に大きな力を発揮することができるでしょう。
光属性の列パで周回パを組む際にはリーダー候補となるモンスターの一体です。
総じて業裁の兎龍契士・サリアもなかなかいい究極ではないかなと感じました。
究極リューネ
次に、究極リューネを見ていきましょう。
究極サリアと同様に、副属性が闇のものと副属性なしのものが存在しています。
まずは副属性が闇のものから見ていきましょう。
宿志の青龍契士・リューネ
まずスキルとリーダースキルは特に変化がなく、ステータス面ではHPには変化がなく、攻撃力が200上昇、回復力が30上昇しています。
この辺ではあまり変化が見られませんが、特出する点は覚醒スキルです。
これも7コンボ強化と追い打ちが新たに追加されました。
この2つの覚醒スキルはとても強力な効果を持ち、これで一気に環境に歯が立つようになってきたかなと考えられます。
元々の攻撃力も高いので、2倍になるコンボ強化とは非常に相性が良いです。
攻撃寄りのステータスなので、全体的に非常に扱いやすいモンスターとなっています。
しかしやはりここで問題になってくるのが似たモンスターとの兼ね合いです。
水でコンボ強化を持つ優秀なモンスターというのはこれまでも数多く存在し、それらのモンスターと比べて本当にこの宿志の青龍契士・リューネに使い道があるのか、といったところが大きな焦点となってきます。
具体的には、7コンボ強化を2つ持ちで全体的にステータスの高い水ネイ、7コンボ強化を2つ持ちさらに追い打ちもついているスクルド、そして何と言っても7コンボ強化2つに追い打ち、さらにHP9000越えのアマツマガツチという化け物が存在します。
最近では優秀な陣に2コンボ加算という優秀なスキルを持つ水着ぎん千代、貴重なスキルを持っている7コンボ強化2つ持ちの水着風神なども登場し、水のコンボパーティー向けのモンスターというのは今現在非常に競争率が高い状態になっています。
以上のモンスターを見た後に改めてこのモンスターを見てみると、確かに昔上方修正があったこともあり3色陣でかつ回復があってヘイストもついているにも関わらず9ターンと非常に優秀なスキルを持っていますが、覚醒スキルに列2つ、2体攻撃2つなどとそこにやはり枠を取られていて、7コンボ強化が1つしかないのが大きな足かせとなっています。
今の時代は7コンボ強化を2つ持っているか否かと言った観点で性能が図られることが非常に多いので、7コンボ強化1つ持ちというだけで2つ持ちとの間には大きな差ができてしまうのは致し方ないところではあります。
現状はネットの意見でもスクルドの方が強いのではないかという意見が大半を占めています。
多少時期が悪かったとも思いますが、かなり強力なモンスターであるもののさらに化け物なモンスターが多くてなかなかかわいそうなモンスターになってしまっています。
次に副属性なしの究極リューネについてみていきましょう。
龍還の鮫龍契士・リューネ
こちらは副属性がなしということでステータスが激増されたところ、HPは変わらず、攻撃力が150減少し、回復力で800近くの大幅ステータスアップがなされています。
個人的に回復力はあまり重要なところではないので、むしろHPが変わらず攻撃力が減少してしまったということでこのステータスアップはあまり意味がないものかなと感じています。
タイプもそのように変化しており、攻撃タイプが回復タイプに変化しています。
スキルは変わらずですが、覚醒の2体攻撃2つが水属性強化2つになり、さらに封印耐性が1つ追加されました。
そしてやはり一番の見所はリーダースキルで、「水属性の攻撃力と回復力が2倍。水を6個以上つなげるとダメージを軽減、攻撃力が4倍。」という、なんとも周回に向いたなかなか強めのリーダースキルとなっています。
現在水の周回パ最高峰としては落ちコンなしのメリディオナリスが存在しますが、入手難易度が微妙に高いこともあり、劉備などよりは周回パの敷居が高いことがよく問題視されています。
リューネもフェス限星6ということでなかなか手に入れづらい分類ではありますが、通常ガチャで出てくるという事もあって持ってる方も多いのではないでしょうか。
そういった場合にメリディオナリスと合わせてこのリューネを使えば倍率も出てなおかつダメージを軽減できるので、なかなか良い周回パになるのではないかなと思います。
スキルターンという点ではむしろこちらの方が短く、なおかつ封印耐性があるので完全に下位互換というわけではなく、むしろ相互互換と言えるような関係になっています。
この龍還の鮫龍契士・リューネは周回パのリーダーとして明確に使い道があると言える、いいモンスターではないかなと個人的には考えます。
究極シルヴィ
最後に究極シルヴィを見ていきましょう。
シルヴィも同じように、副属性が光属性のものと副属性なしの2パターンが存在します。
まずは副属性が光属性のものから見ていきましょう。
奔放の緑龍契士・シルヴィ
HPが200アップし、攻撃力が350アップしました。
かなりいい感じのステータスアップだと言えます。
スキル、リーダースキルは変化がありません。
覚醒スキルに、チーム内HP強化と7コンボ強化、そして追い打ちが追加されました。
後半の2つはやはり非常に強力な覚醒スキルです。
木属性の追い打ち持ちモンスターはこれまでヴェルダンディの1体しか存在しておらず、なかなか木属性パーティーの追い打ち枠というのは数が少ない状況でした。
両者を比較してみると、ステータス面では回復にヴェルダンディに優位性があるものの、攻撃力が1000近くシルヴィのほうが高く、覚醒スキル面で見てみるとヴェルダンディには封印耐性があるのに対しシルヴィは木属性強化2つに二体攻撃を2つ持っているなどと、火力面でシルヴィに優位性があり、全体的に見てみると若干シルヴィの方が強いのではないかなという印象を受けます。
そういった意味でもこの奔放の緑龍契士・シルヴィは木の追い打ちモンスターの選択肢を広げるという面でとても貢献してくれそうなモンスターではないかと感じています。
攻撃が1000違うと7コンボ強化1つにつき攻撃力が2000違うことになりますから、これは非常に大きな違いであると言えます。
そして最後に副属性なしの究極シルヴィを見ていきましょう。
獣伐の鷹龍契士・シルヴィ
こちらも先ほどの奔放の緑龍契士・シルヴィと同様に、覚醒の2体攻撃2つが木属性強化2つに変化し封印耐性が1つつきました。
そしてステータスが、HPが1100も上昇、攻撃力が90上昇、回復力が240上昇するなどと、非常にバランスの良い強力な上昇値で、タイプも攻撃タイプからバランスタイプへと変化しました。
スキルは変化なしですが、やはり特筆すべきはリーダースキルでしょう。
「木属性の攻撃力と回復力が2倍。木を6個以上つなげるとダメージを軽減、攻撃力が4倍。」という、完全に覚醒劉備のリーダースキルを超えた非常に強力なリーダースキルになっています。
一応、比較のために覚醒劉備のリーダースキルを見ていきます。
「木を6個以上つなげると攻撃力が上昇、最大4倍。スキル使用時、木属性の攻撃力と回復力が2倍。」となっています。
スキル使用時の倍率が常時倍率となり、なおかつ木ドロップ6個で4倍が出て、なおかつダメージを軽減と、リーダースキルだけ見ればかつての周回パの最高峰である覚醒劉備のリーダースキルを完全に凌駕しているモンスターであると言えます。
転生劉備のリーダースキル倍率の9倍にはわずかに劣ってしまうものの、リーダースキル単体で見ればこれほど強力なリーダースキルがあるのかともいえるリーダースキルです。
スキルターンが10ターンというのも同じで、バインド耐性がなくスキルブーストが1つという点を除けば、封印耐性を持っていることもあってかなり劉備に近い強力な周回リーダーと言えるモンスターに仕上がっています。
スキルも非常に強力で、このスキルからアウストラリスのスターウェイク・ランドを使えば全ドロップを木に変換することもできます。
総じて、獣伐の鷹龍契士・シルヴィもなかなか将来性のある優秀なモンスターだと感じました。
まとめ
今回の感想・考察は以上になります。
やはり皆さんが待ち望んでいた究極進化ということもあって、性能的には非常に強いとは言わないまでもかなり完成度の高いモンスターにそれぞれ仕上がったのではないかという印象を受けました。
究極進化は8月18日午後6時からです。
やはりパズドラの良いところはこのように過去キャラの救済であると思うので、これからも是非このようにして新モンスターを登場させる傍ら、過去キャラを救って昔ながらのいいパズドラにしてくれればなと考えています。
今回の内容は以上となります。ありがとうございました!