今回は、新しく登場したフェス限星6モンスターの「玩龍喚士・コットン」についての感想や考察をまとめていきたいと思います。
このコットンは、以前に登場した零龍喚士・ネイのように5属性のモンスターに究極覚醒進化するという、なかなかお財布事情に厳しいモンスターとなっています。
見た目は非常に子供らしく、一部の層に大変人気のありそうなイラスト。
玩具という文字の通り、このモンスターはかなり前に登場した玩具龍シリーズが元となっており、それらのモンスターを使役して戦うようなイラストになっています。
実装日は8月31日12時で、
究極覚醒進化に必要な素材はこのようになっています。
相変わらずかなりの難易度。
ここからは個別にモンスターを1つずつ見ていきましょう。
玩龍喚士・コットン
このモンスターは初めからレベル99まで育てることができるタイプのモンスターで、最初から覚醒スキルもついています。
バインド耐性2つ、スキルブースト、封印耐性、追い打ち、7コンボ強化と、数は少ないながらもかなり強力な覚醒が積められています。
7コンボ強化と追い打ちの組み合わせは非常に強力ですね。
タイプはドラゴンタイプ。
スキルは、この前キン肉マンで初登場したモンゴルマンとザ・ニンジャが持っている1ターンの間落ちコンしなくなるスキルです。
それに加えて闇、お邪魔、毒ドロップを回復ドロップに変化する効果が付いてスキルターンが4ターンとなっています。
なぜかよく分かりませんが運営は落ちコンしなくなる効果をデメリットと考えているようで、防御態勢・光を強化したようなスキルが4ターンというのは実際かなり美味しいところです。
そしてリーダースキルが、「チームのサブを龍喚士・龍契士(コラボを除く)のみで組むとHPが2倍、攻撃力が8倍。」ということになっており、これも以前登場した零龍喚士・ネイの進化前のようなリーダースキルになっています。
ネイは回復力が3倍になるのに対して、こちらはHPが2倍になるということで差別化を図っています。
耐久倍率のある64倍ということでなかなか強そうなリーダースキルですが、実際に使ってみると思いの外火力が出なかったり、チームのサブの幅が限られてしまうなどと意外に運用が難しいリーダースキルです。
よほどでなければ5属性のどれかに進化させた方が何らかの使い道はあるかと感じました。
さて、ここからは5属性の究極覚醒進化を1つずつ見ていきましょう。
灼爪の玩龍喚士・コットン
進化後の覚醒スキルは全て同様になっており、進化前の覚醒スキル6個に加えて操作時間延長、7コンボ強化が追加される形になっています。
合計8個になったこれらの覚醒スキルですが、バインド回復がないのを除けば完全にあのアマツマガツチと同様の覚醒スキルで、極めて有用な覚醒スキルであると言えます。
こちらの火属性のコットンは攻撃タイプがついて、攻撃に特出したステータスになっています。
そしてスキルが「1ターンの間、落ちコンしなくなる。」は据え置きで、「水ドロップを火に、木ドロップを回復に変化。」という、いわゆる英雄変換がついたスキルで、スキルターンが5ターンとなっています。
英雄変換はもともと7か8ターン程のはずですが、運営的にはデメリットである落ちコンしないがついたので、どういうわけか5ターンになっています。
非常に強力なスキルです。
継承するにしても5ターンと短いので有用です。
そしてリーダースキルが、「火の2コンボ以上でダメージを軽減、攻撃力が3倍。6コンボ以上で攻撃力と回復力が2.5倍。」で、これら5体のモンスターは全てこのリーダースキルの色違い版となっています。
攻撃倍率は7.5倍と若干物足りないところですが、耐久倍率は軽減に回復力倍率までついており、なかなかの仕上がりになっています。
そこまで火力が出なくてもいいが耐久力が欲しい、じっくり進んでいきたいダンジョンなんかにうってつけのリーダースキルでしょう。
火属性の7コンボ強化2つ持ちは数が少ないので、火のコンボパーティーにとってはかなり良いモンスターの1体になるでしょう。
穿鮫の玩龍喚士・コットン
このモンスターも先ほどのモンスターと同様に、体力タイプでステータスが違うという点以外は色違いという形になっています。
このモンスターは他の4体のモンスターよりも大変アマツマガツチに似たモンスターとなっています。
覚醒スキルもほぼ一致しており、主属性副属性共に水と光属性で完全に一致、さらにタイプもドラゴン・体力と完全に一致しているなどと、非常に類似点が多いモンスターです。
HPに関してはアマツマガツチに利点がありますが、こちらは短いスキルターンという点で、早めのターンから継承した有用なスキルを発動できるなどといった利点があります。
どちらも有用なモンスターであることには変わらないので、挑むダンジョンごとに柔軟に変えていくことが重要だと考えます。
角砦の玩龍喚士・コットン
このモンスターはバランスタイプで、ステータスもバランスよくなっています。
木属性の追い打ち持ちは非常に数が少なく、これまででヴェルダンディとシルヴィの2体しか存在していない、という状況でした。
このモンスターはその2体よりも7コンボ強化が2つあるという点で非常に優位に立つことができ、木属性の追い打ち枠はこのモンスターで決まり、と言っても過言でないほどの性能になっています。
木属性をガチで極めている方はこのモンスターが必須であるとも言えるでしょう。
聖獣の玩龍喚士・コットン
このモンスターも色違いで、こちらは回復よりのステータスになっている回復タイプ。
このモンスターに関しては、回復タイプということであの転生クシナダパーティーのサブにとても入りやすい性能になっており、元々の回復力が高いことやバインド耐性、7コンボ強化、加えて追い打ちを持っていることもあいまって、元々回復倍率のない転生クシナダパーティーにおいて最適解とも言える素晴らしい性能を誇ります。
落ちコンしなくなるというスキルが腐ってしまうのは少々残念ですが、それを抜きにしても短いスキルで継承をして、闘技場などを優位に進めることが多いに期待できるモンスターです。
道化の玩龍喚士・コットン
これまでのモンスターはすべて副属性が光属性でしたが、このモンスターのみなぜか副属性が闇ということで、若干異質な存在になっています。
ですがその他は悪魔タイプという点以外はそれほど零龍喚士・ネイの闇属性の究極覚醒進化後のようにお邪魔ドロップを作り出したりすることもなく、他の4属性と似たような性能になっています。
まとめ
各モンスターの紹介は以上になります。
どのモンスターもバインド耐性、7コンボ強化2つに加えて追い打ちと優秀な覚醒を持っていて、非常に強力なモンスターです。
フェス限星6の風格は十分にあると感じます。
既存のネイとも非常によく似ていますが、二体攻撃を2つ持つかわりに操作時間延長がないネイに比べて、こちらは追い討ちという優秀な覚醒スキルを持っているので、どちらかといえばこちらに軍配が上がるのではないかと感じました。
運営も商売ですから、既存のモンスターより若干強いモンスターを実装したという所でしょう。
現状、ネイはどの進化形態も強いといえば強いのですが若干器用貧乏であり、持っていれば便利であるけれども別に持っていなくても困らないと言ったぐらいの能力であるので、このコットンがどの程度の立ち位置に立つのかが今からとても気になるところです。
落ちコンしなくなるスキルは現状非常に貴重なので、ゴッドフェスを引く方は是非狙ってみてはいかがでしょうか。
今回の内容は以上です。